お盆前になりますが、中学生向けの単発教室が2回行われました。
一組は中1と中3ともに6年生で卒業まで以前のお教室に通ってくれた姉妹と中1の従妹さん。
もう一組は、男の子一人を含む中学1年生幼馴染3人組。
中1の子は卒業からまだ3ヵ月でしたが、みんなすっかり「青年」の顔立ちになっていてびっくり。
長く通ってくれていた子達なので、ポイントさえ押さえれば、全ての作業がスムーズなのはもちろんですが、好きで通ってくれていただけあって、教室卒業後も趣味で続けていた子もいて、腕が上がってる!^^
メニューは先に申し込みの組のリクエストで、フォッカッチャを中心に夏野菜たっぷりカポナータ、スモークサーモンのマリネ、ティラミス。たまたまもう一組の3人が小学生の時にフォッカッチャをやっていたので、こちらはパンだけプレッツェルに変えました。
小学生の時に、一通りの食材には出会ってきている子達なので、今回はより本格的に、ケッパーやオリーブの実、ハーブなども使っての組み立て。ピュアとエキストラオリーブオイルの使い分けなどもテイスティングとともに伝えています。
ケーキなどもいろいろ作ってきている子達ですが、メレンゲの泡立て一つとっても、改めて細かいポイントを説明すると、小学生の時には聞き流していたことに改めて気づいたという場面も。
(小学生の教室でも、一人一人一度に習得できるが異なるので、一度やったことでも面倒がらずにポイントや意味を含めて繰り返し繰り返し説明することを心がけています。)
この子たちはレシピを見れば一通り自分の力で作り切ることがもうできるので、忙しい中学時代に単発教室といえど続けて通ってもらう意味や内容を考えてしまうこともあるのですが、これからの時代は、同じレシピでも、時短で簡単に仕上げる方法と手間暇かけて丁寧によりおいしく作る方法の両方を分かって使い分けることができるのが、料理で人生を豊かにする秘訣かなぁ、そういう意味でなら価値を提供できるかなぁと改めて気づかせてもらいました。