幻の桂瓜
桂川街道沿いの産直市場で幻の京野菜「桂瓜」をゲットしました!
奈良漬けの材料などに使われ、江戸時代には京都でもここ西京区桂の特産品だったそうですが、生産者が減って最後には京都市から委託された1軒の農家さんだけになってしまったそうです。京都に引っ越してきた当初「桂瓜」と名前は聞くものの見たことないなぁとは思っていたのですが。
でも数年前、産直市場で個人の畑で作っている方が毎年シーズンに出しているのを発見。毎年楽しみにしているのですが、ここ数年作物の出回る時期がすごく変化してるでしょう?微妙に時期がずれるのでゲットできない年もあるのです(去年も)。今年はラッキー!!
最近になり香り成分に発癌抑制物質が含まれていることなども分かってきて、桂高校の生徒さんも手掛けはじめているそうですよ。産直市場や桂高校の移動販売などで見かけたら、ぜひ試してみてくださいね。
皮をむいて薄くスライスして浅漬けももちろん美味しいですが、香りがよくアクがすくないので、何もつけなくてもけっこういけちゃいます。キュウリよりもメロンという感じ。炒めてもオツです!
体験教室の時にまたうまいこと手に入ったら、生徒さん達にぜひ食べさせてあげたいんですが。季節の変化や気候で材料の野菜や魚が急に手に入らなくなったり、価格が高騰したりするのは結構いつも頭の痛い問題なんです。あぁ晴耕雨読の仙人になりたい・・・