(小1・小4姉妹。体験2回目)
まずは、汗を拭いてお茶を飲みながら、今日作る料理一品一品について大まかに説明。言われたことを言われるままにやるのではなく、イメージを持って、考えてできるようにしていきます。さらに全体をどうゆう手順でやるのか、それをどうやって決めるのかを簡単に話しました。毎回これをくりかえすことで、段取り力を養えればと思っています。
初めは「計量」から。前回やった計量カップの使い方を二人ともしっかりと覚えていましたよ。Aちゃん、分量きっちり量ってくれて、まるで職人のようでした(笑)。計量器の使い方は前回お姉ちゃんと一度やっただけなので、今日も一からと思っていたら、Hちゃんこれもちゃんと覚えていてびっくりしました。
続いて、今日のメイン食材キュウリについて。スーパーでよくみる品種と、産直市場で手にはいるブルーム系のキュウリ、加賀太きゅうりを見てさわって比べました。ブルームとは何かとか、昔の地名のお話も。
ニンジン、ゴボウの皮の栄養の話をしてタワシで洗って、キュウリは板ずりに。
まな板の使い方と包丁を持っての構え方のなど、諸注意の後、いよいよ包丁の持ち方と切り方へ。
まずはプラスチックの包丁で怖さを軽減させて、左手と右手それぞれの動きとそれを連動させる方法をエアーで練習しました。
連動のイメージがつかめたところで、本物の包丁にチェンジ。
ゴボウ、ニンジン、ジャバラキュウリと順に。「押し出して切る」という動きがなかなか難しいのですが、ジャバラキュウリ1本目でほぼマスター。2人とも2本目はあっという間に仕上げていましたよ。
※今回は切る練習がメインでしたので、「ポリポリづけを茹でて調味液に入れる」のは、この間に私がやりました。
生肉の隠し包丁も飾り切りも、ジャバラで菜箸を利用して「切り落さずに切り込みを入れる」という感覚ができたのか、二人とも上手に力加減をしていました。
ここまでであっという間に1時間半近く。ジャバラキュウリで集中して疲れたようでしたので、私が洗い物をする間お茶を飲んでちょっと休憩。後半はそのまま座ってデモンストレーションを見てもらおうかなと思ったのですが、お茶を飲んだら復活!Aちゃん「これでもう終わりなの?」とやる気満々でいたので、「お米の洗い方」も説明だけでなく、順に二人ともにやってもらいました。今回は1合ずつでしたので、3合とか4合とか、もう少し量が多いとまた勝手が違うかもしれませんが、ぜひお家でもやらせてあげてくださいね。
茶粥を炊く間にステーキを焼くのも、最後疲れていそうだったら一つのフライパンで説明しながら私が焼いてしまうつもりでしたが、二人とも、「自分の分は自分で焼きたい!やってみたい!」ということで、頑張ってもらいました。
2人同時に焼いたので、そちらに気をとられていたら、お粥ナベを動かした時に火をつけるのを忘れていて(T~T)、出来上がりの時間がだいぶのびてしまい、すみませんでした。
本当に長時間だったのに、二人とも集中力が途切れることなく、出来上がった料理もおいしい、おいしいと食べてくれて、こちらの方が嬉しくなってしまいました。
次も楽しみです。