オクラの花を探してみよう!
体験教室前半の寒天大研究で作る「ところてん」には、旧暦の七夕を祝うデザートということで星形と彩りでオクラとコーンをのせています。このオクラ、アフリカ原産で暑いところが大好き。旬(7月~9月)の今は、鹿児島・高知・沖縄産のものが多く出回ります。それ以外の時期はタイから。「暑いところが好き」納得ですね。
実は,、それらの地域に負けないくらい暑いここ京都でも、よく栽培されています。今の時期は時々スーパーに並びますよ。西京区内の近所をお散歩していると所々まだ畑が残っていますが、トウモロコシくらい背の高~い植物が植わっていて、大輪のレモンイエローのお花が咲いていたらそれはきっとオクラです。一度気づくと、「あれ?ここにも!ここにも!」とけっこう植わっていることに気づきます。夏休み、オクラの花探しを楽しんでみてはどうでしょう?
自由研究で「地元のオクラ畑地図づくり」なんていうのも面白いかもしれません。
ちなみに、キュウリも背が高くのびて、今の時期同じように黄色い花が咲きますが、キュウリの花は「いわゆる黄色」。オクラの花よりずっと濃い色です。花芯も同じ色で、5枚の花弁は星形にとがった感じのものが多いです。
オクラの花はきれいなレモン色ですが、花びらの付け根とめしべの先が赤紫色。5枚の花弁は丸みを帯びています。